歯を抜かない矯正の全身への効果

気道拡大に伴う呼吸の改善

多くの現代人は、慢性頭痛や肩こり、花粉症、眼精疲労、腰痛、睡眠障害、原因不明の疲労感など原因が不明な愁訴に悩まされています。
当院で歯列矯正治療を受ける前のアンケートにおいても、多くの方が様々な全身症状を記されておられます。
ところが当院の歯を抜かない矯正治療中や治療終了時には、当初あった様々な症状が改善・解消される方を多数確認しました。
歯列が整い、かみ合わせが良好になる事が、様々な全身症状をなぜ改善・解消に導くのか?原因を調べるために治療前後のレントゲンを比較すると、空気の通り道である気道の拡大が多数の症例で認められました。
このことは、上14本下14本合計28本の歯全てが整った歯列は気道の幅や呼吸の状態と関係があり、全身の健康維持にも多大に関与していることを示しています。

◆ 気道と歯並びの関係を示す。歯を抜かない矯正治療例をご覧ください。 ◆

治療前

治療後

治療後にはしっかりとした噛み合わせになっています。

治療前に比べ治療後の顔は引き締まり、小顔になっています

気道が狭くなっている

気道が拡大した

赤丸の中の気道の幅(赤い線の長さ)の違いに注目

治療前の気道の最も狭い場所の幅は6mm、それが治療後では10mmに広がっています。
この方は、矯正治療前は鼻で呼吸することができにくく、いつも口呼吸ばかりしていました。
仕事中もボーとする時間が長く、それにきずいても仕事をやろうという気持ちが起こりませんでした。
駅の階段を上り降りするだけで動悸がなかなか止まりませんでした。
しかし矯正治療を始めてから、鼻で楽に呼吸ができるようになり、仕事中も以前ほどボーとすることがなく仕事に集中できるようになり、階段の上り降りの時に起こった動悸もすぐにおさまるようになったのです。

更に会社で毎年行っている健康診断結果をみると
                               治療前      治療後   
体脂肪率   (%)          42.5         30.9
肝機能検査 GPT (IU/L)110            47
          GOT (IU/L)  49             26
   ガンマーGPT   (IU/L)  67             47

というように良好な変化を示しました。
(当院での治療中、他の治療は受けていません。)
この症例を含め当院で歯を抜かずに歯列を整え噛み合わせを安定させた多くの方に、空気の通り道である気道の拡大が認められました。
このことは、酸素摂取量の増大につながったと考えられます。
そしてその結果、酸素不足が改善し様々な不定愁訴の改善・解消が起こったと考えられます。
このように、歯を抜かない歯列矯正を行うことは口の中の健康のためだけではなく、呼吸を通し全身の健康にとって重要である事が明らかになったといえます。

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