矯正って抜歯するのが常識 ?


 矯正治療では歯を抜かないと治療が出来ないという考え方が広まっています。
(特に大人の治療では)
 しかし冒頭にも書きましたように、歯の健康は口の中だけではなく脳へも影響があると言うことが明らかになった今、歯を抜く事が当然であるかのようにどのような理論・理屈を駆使しようとも、健全な歯を抜くことは許されません。
もし抜歯をして矯正治療を行ったとしたら、その悪影響はあなたの40才以降から徐々に表面化する可能性を秘めています。
(現実には20歳台から起こっています)
抜歯矯正のデメリットは

  1. 加齢的変化に対する咬合の順応性の低下
  2. 狭小歯列による舌房容積の減少とそれに伴う舌の後方沈下
  3. 舌の後方沈下に伴う睡眠時呼吸障害の危険度増加 など、枚挙に数限りがありません。

 歯を抜かない矯正治療は、口の中を広げることにつながります。仮に歯を抜いた場合、歯並びは一見きれいに見えますが、抜いた歯の本数だけ、口の中は狭くなってしまいます。
一方、咬み合わせが悪いと、舌が下顎のバランスをとるようになるため舌が使われます。舌は筋肉ですから、使えば使うほど太く大きくなるのです。
 そのため、口の中で十分な居場所を舌は必要としています。大きくなった舌は、狭い口の中にいることができないため、仕方なく奥に下がります。その結果気道を狭くしてしまうのです。
歯を抜かずに矯正治療を行なうことにより、舌は広がった空間へと前へ出ることになり、結果、気道の拡大につながっていくのです。
 気道が拡大されると、今までより十分な酸素が身体の中に取り込まれることになります。酸素不足は身体の細胞を弱め、免疫力を低下させ、病気になりやすい状況を招きます。
逆に病気になりにくい体質は、細胞全部に十分な酸素と栄養素を供給しています。また、スタミナも酸素の摂取量で決まるのです。
 ダイエットにだって効果的!なぜなら脂肪を燃焼させるのに酸素が必要だからです。より多くの酸素を取り込むことができるようになると、より多くの脂肪を燃焼させることができるようになるというわけです。

◆ 歯を抜かない治療例 ◆



正面像

上顎像

下顎像



正面像

上顎像

下顎像

この症例は初診時年齢23歳の女性です。
他の矯正歯科では絶対歯をぬかないと歯並びはきれいにならないといわれた方ですが、歯を抜かずともこのように整った歯並びになりました。

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